
住宅を考えることは、暮らしの未来を考えることでもある。
家族の成長やライフステージの変化に応じて手を入れられる余白(寛容な設え、緩さ、遊び)があったほうが、将来的な暮らしのストレスを抑えられる。
「羽の家/wing room」では、小上がりの周囲にカーテンや建具の設置を許容する鴨居状の木フレームを回し、子どもの成長に応じて使い方の変化をしなやかに受け止める空間とした。
さらに、天井・梁・壁の一部はコンクリート躯体あらわしとし、節の表情が強い角材や下地用のラワン合板を同居させるなど、ラフなテクスチャを意図的に残している。これにより、建具を加えたり家具を足したりといった「手を加える」行為の心理的ハードルを下げ、変化を受け入れる寛容な設えを目指した。


写真:cowcamo
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竹味佑人建築設計室
YUTO TAKEMI ARCHITECTS WORKSHOP
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