DESIGN NOTES

このページでは、プロジェクトごとの設計意図や、クライアントと向き合う中で考えたこと、
設計の過程で大切にしている視点や工夫を記しています。

具体的な事例を通して、人と暮らしやまち、地球との関係をどのように捉え、
それを建築としてどのようにデザインしているかを、少しずつ言葉にしています。

地域社会に開かれた私的領域を持つこと

私的な空間(庭、縁側、軒先、家の一角)の中に、地域社会へ開かれた領域をもつ住宅は、現代ではほとんど見られない。ライフスタイルの変化、標準化された商品住宅の普及、防犯・プライバシー意識の高まり――いくつかの要因が重なり、結果として内向きに閉じた建築群が魅力の乏しい街並みを生む一因にもなっている。「戸越...

    都市の奥行きを引き込みながら、生活と地域をつなげる

    間口が狭く奥行きが長い土地は、俗に「うなぎの寝床」とも呼ばれ、かつては町屋形式として都市部に多かったものの、現代では使いづらいことから土地の評価額も低くなりがちである。「戸越銀座の賃貸併用住宅/Toritor(通リ通ル)」の敷地も、間口5.3m、奥行16.5m の狭小長大で、さらに敷地内に約1m の...

      都市とつながる小さな集住体

      コロナ禍を契機に、人との距離や都市生活のあり方が見直され、自宅で過ごす時間や住まいへの意識も大きく変化した。地域とつながりつつ自立して暮らせる住まいの価値が再評価される一方で、個と公共のあいだにどんな余白を設けるかが重要な課題になっている。「戸越銀座の賃貸併用住宅/Toritor(通リ通ル)」は、活...

        竹味佑人建築設計室

        YUTO TAKEMI ARCHITECTS WORKSHOP

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